教育方針・沿革
HACHIOJI TONE

学園モットー
人格を尊重しよう 平和を心につちかおう
2018年、本校は創立90年を迎えました。
「人格を尊重しよう、平和を心につちかおう」を学園モットーに、
この長い歴史の中で人間教育の伝統をつちかってきました。
今後も豊かな人間を育成する、
地域に根ざした学校として発展していきたいと考えています。

教育方針
日本国憲法および教育基本法に基づいてよりよい人格の完成をめざす。
広い視野に立ってものごとを考え、人類の平和のために貢献する青年を育てる。
生徒それぞれのよい資質を伸ばし、個性を活かす教育を行う。
人間に生まれた喜び、人間の尊い本性、美しい情操、それらを自覚することから希望を育てていく。
他人を理解し、尊重し、人生を明るく考えることを養う。

沿革
八王子の歴史に根ざす

八王子の歴史は古く、原始・古代より人々の生活の場でした。
蚕を育てる養蚕は、室町時代に盛んとなり、江戸時代には、八王子は、「桑都(そうと)」と称されるほど、
養蚕や絹織物工業が栄えました。こうした歴史と伝統に根ざしつつ、
現在は約11万人の学生が学ぶ全国有数の学園都市八王子で、地域の文化や産業に貢献できることを目指しています。
昭和3年 [1928年] | 市川英作先生と八王子市内の有志により「多摩勤労中学」を設立 |
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昭和10年[1935年] | 「八王子中学校」と改称、上級学校への進学者が増える |
昭和22年[1947年] | 男女共学制実施 / PTA発足 |
昭和23年[1948年] | 学制改革により「八王子高等学校」発足 |
昭和30年[1955年] | 生徒会発足 |
昭和33年[1958年] | 創立30周年記念式典 |
昭和43年[1968年] | 創立40周年記念式典 |
昭和53年[1978年] | 創立50周年記念式典 |
昭和63年[1988年] | 創立60周年記念式典 / 地上6階、地下3階の総合体育館完成 |
平成元年[1989年] | 第1回ホームステイ実施 |
平成4年 [1992年] | 制服改定 / 理科総合実験室完成 |
平成5年 [1993年] | 普通コース・英語コース・理数コースの3コース制採用 / 全館冷暖房設備完成 |
平成8年 [1996年] | 芸術コースを加えた4コース制採用 |
平成10年[1998年] | 創立70周年記念式典 |
平成12年[2000年] | 新校舎第1期第1次工事 / 9階建て新校舎完成 |
平成13年[2001年] | 新校舎第1期第2次工事完成 / 文理特進コース新設 |
平成15年[2003年] | 制服改定 |
平成16年[2004年] | 新校舎第2期工事完成 |
平成18年[2006年] | 文理進学コース新設(5コース制を採用) |
平成19年[2007年] | 文理3コース制採用 |
平成20年[2008年] | 創立80周年記念式典 / 新校舎完成 |
平成24年[2012年] | 八王子学園 八王子中学校 開校 / 「八王子高等学校」は「八王子学園 八王子高等学校」と改称 |
平成26年[2014年] | 高校3コース3クラス3類系制採用 |
平成28年[2016年] | 中学「東大・医進クラス」新 |
校章

本校の校章は桑(くわ)の葉です。八王子には石器時代から集落がありました。平安時代には朝廷の牧(まき)が置かれ、馬が飼育されていましたが、小野氏・横山氏の領地となり、室町時代に北条氏の支配地となった頃から養蚕が盛んになりました。その後、江戸時代には「桑都(そうと)」と呼ばれるほど、養蚕や絹織物業が栄えました。昭和30年頃までこれが続き、伝統的地場産業として続いて来ました。本校の校章はこの地の歴史のあゆみを示す桑の葉を徴したものです。特に中学の校章は昭和8年、学校名を「八王子中学」と改称した時に制定したものです。